トップページ > 総領事館ニュース
郭暁涵参事官、長崎の中国人強制連行裁判を支援する会の代表と会見
2025-02-28 16:36

 2025年2月20日、郭暁涵中国駐日本大使館参事官は、長崎の中国人強制連行裁判を支援する会の平野伸人共同代表、崎山昇共同代表らと会見した。

 平野氏は、長崎の中国人強制連行裁判を支援する会の事業を紹介し、次のように述べた。長年にわたり、亡くなった中国人労働者の遺族の賠償請求、追悼のための来日などを支援し、原爆で亡くなった中国人労働者の追悼式を開催するとともに、日本社会に歴史の真実を積極的に伝え、平和と反戦を訴えてきた。今後、この歴史をより多くの若者に紹介し、中日友好を促進するために役割を果たす。

 郭参事官は、平野代表をはじめとする方々が良心と正義を守り、歴史の真実を明らかにし、正義を呼びかけことを高く評価した。日本軍国主義が発動した侵略戦争は中国国民に深刻な災難をもたらし、日本国民も多大な被害を受けたと述べた。今年は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたり、より多くの日本人の有識者が「歴史を直視し、未来を切り開く」という精神に基づき、平和と友好の信念を堅持し、中日関係の継続的な改善と発展を推進することを期待している。

Suggest To A Friend:   
Print