5月28日、張大興総領事はオンライン形式で実施された第3回全日本大学生中国語スピーチコンテスト及び第21回「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト南日本ブロック予選に出席し、開催の挨拶をした。

　張総領事は挨拶の中で本大会の開催にあたり、祝賀の意を表し、次のように述べた。今年、中国と日本は国交正常化50周年を迎える。50年前、両国の指導者は大局的見地に立ち、長期的な視点で中日関係を捉えたのち、国交回復という戦略的な決断を行い、中日関係の歴史において新たな1ページを開いた。そして、各世代の有識者らによる努力の下、中日関係は様々な困難に直面しながらも絶えず前進し、大きな成果を収めてきた。

　続いて、張総領事は次のように強調した。中日友好の基盤は民間にあり、両国の未来は青年が担っている。本大会への参加をきっかけに、学生の皆さんがより積極的に中日交流活動に参加し、両国関係発展のために青春のエネルギーや知恵を発揮し、中日友好事業を絶えず次の世代へ継承し続けていくよう願っている。今後も総領事館は引き続き学生の皆さんの相互理解促進及び友情感情の増進に向け、より多くの機会やプラットフォームを提供できるよう努めたい。

　第3回全日本大学生中国語スピーチコンテスト及び第21回「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト日本予選は日本華人教授会議の主催により開催され、そのうち南日本ブロック予選は長崎大学で行われた。優秀な成績を収めた出場者は東京で行われる決勝戦に出場する予定である。