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日本は侵略の歴史直視を 大虐殺・慰安婦記憶遺産申請で中国外交部
2015-10-12 13:37
 中国外交部の華春瑩報道官は9日の定例記者会見で,中国が南京大虐殺と慰安婦に関する記録文書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界記憶遺産登録申請していることに日本が反対していることについてコメントを求められ,次のように述べた。

    ▽中国の申請は基準にかなったもので,ユネスコが公正かつ歴史の検証に耐える結論を出すと信じている。

   ▽われわれは日本が最近,中国の申請を阻害しようと動いていることに留意している。私が強調したい点は南京大虐殺と慰安婦強制は日本軍国主義による中国侵略戦争中の重大な犯罪であることだ。中国は歴史に責任を負う姿勢で申請したもので,日本を含む各国人民が侵略戦争の残虐性を認識し,歴史を銘記し,平和を大切にし,人類の尊厳を共に守るのに役立つ。

    ▽事実は否定できないし,歴史の改ざんは許されない。日本の言動は歴史を直視しようとしない誤った態度を改めて明らかにした。中国は日本が歴史に責任を負う態度で侵略の歴史を直視し,深く反省し,関連の問題を適切に処理し,実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう促す。

 
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