7月22日、張大興総領事は平戸市を訪問し、黒田成彦市長と会見した。

　張総領事は会見において、次のように述べた。平戸市と中国の友好交流は歴史が古く、文化的な繋がりが深く、中国の民族英雄である鄭成功により福建省南安市と姉妹都市を提携し、鄭成功文化を絆としての一連の多彩な交流活動を展開し、両地の民衆の友情を増進された。今年は中日国交正常化50周年であり、福建省と長崎県の友好省県締結40周年でもある。これを契機に平戸市が貴重な文化資源を利用し、各分野での対中交流協力を更に強化し、長崎県と中国の友好関係が絶えず新たな発展を遂げるよう推進していただきたいとの意向を示した。

　黒田市長は張総領事の訪問に感謝の意を表し、次のように述べた。平戸市の中日友好交流の歴史においての積極的な役割を紹介し、偉大な歴史人物の輝かしい事績を我々の心に銘記するだけでなく、更には未来の進路に方向性を示してくれる。平戸市は歴史の伝統を継承し、文化の絆を更に強め、中国との交流協力を絶えず深めたいと強調した。

　訪問期間中、張総領事は中日友好交流の歴史に関する記念施設を見学し、平戸市の歴史に関する説明に耳を傾けた。