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張大興総領事、中国人原爆犠牲者追悼式に出席
2022-07-07 19:35

 7月3日、張大興総領事は長崎市平和公園で開催された中国人原爆犠牲者追悼式に出席した。当該追悼式は、旧浦上刑務支所中国人原爆犠牲者追悼碑維持管理委員会により開催され、数十名の長崎市民及び学生代表が参加した。

 張総領事は挨拶の中で、次のように述べた。平和宣伝活動に長年尽力してきた友人の皆様、並びに猛暑の中にも関わらずご参加頂いた市民や学生の皆様に心より感謝の意を表す。50年前に両国の指導者は卓越した戦略的知恵と政治的勇気により冷戦背景の下で政治体制、社会制度、イデオロギーの溝を越え、毅然として国交正常化の重大な決断を下し、中日関係の新しい幕を切り開いてくれた。国交正常化50年にあたり、中日が終始平和と発展の時代の流れに順応し、平和、友好、協力という大きな方向に向けて、共に連携して両国と両国人民に幸福をもたらし、地域と世界の繁栄安定のために力を貢献すべきであると述べた。

 また、張総領事は、現在の中日関係の情勢は複雑で厳しく、新旧の問題が交錯し、前に進まなければ後退してしまう重要な岐路に立っていると指摘した。長崎は古くから日本の対中交流の窓口であり、中日関係の改善発展の各歴史的時期において重要な役割を果たしてきた。友人の皆様には引き続き平和友好宣伝活動を展開し、より多くの人々が中日友好事業に関心を持つよう促進し、新しい時代に中日の平和、友好、協力における新たな一ページを開いて頂きたいとの意向を示した。

 出席した市民や学生は追悼碑に献花し、11時2分(長崎の原爆投下時刻)に中国人原爆犠牲者32人のために黙祷した。関連メディアは当該活動を取材した。

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