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張大興総領事、長崎市立野母崎中学校を訪問
2022-06-21 08:18

 5月27日、張大興総領事は長崎市立野母崎中学校を訪問した。始めに修行勝則校長先生と会見し、その後7年生の生徒との座談交流会に出席した。

 張総領事は座談交流会で次のように述べた。野母崎地区は長崎市の南端に位置しており、長崎市内で中国から距離的に最も近い場所でもあるため、今回野母崎中学校を訪問する機会を頂き、非常に嬉しく感じる。中国と日本には2000年以上にわたる友好交流の歴史があり、長崎県は古来より日本の対中交流の窓口として、両国の文化交流において非常に重要な役割を果たしてきた。そして、総領事は次のように強調した。今年は中日国交正常化50周年を迎える節目の年であり、この50年間で長崎と中国における交流協力はより緊密化し、双方の民間友好感情も日増しに深まっている。今日、我々は共に伝統的な友情を更に強固なものにし、中日友好を後世へ継承するという使命を担っている。特に両国の未来を担っているのは若い世代の人々であり、青少年交流の強化は両国の相互理解を促進し、友好的な世論の基盤を構築するうえで重要な意義を有している。今後も総領事館は長崎県内の自治体及び学校と共に努力し、両国の友好交流の更なる発展のために、より多くの交流の機会を提供できるよう努力したい。

 修行校長先生は、全教諭及び生徒を代表して張総領事の訪問を熱烈に歓迎し、張総領事の青少年交流は中日民間交流において重要な役割を担っているという言葉に深く賛意を示した。そして、次のように述べた。日本全国の中国総領事館のうち、管轄地区が1つの県のみである総領事館は駐長崎総領事館だけであり、これは非常に大きな意義を持っている。今後も、野母崎中学校は中日友好の良き伝統を発揚し、総領事館と密接な協力関係を維持しながら、生徒が長崎と中国における悠久の交流歴史を理解するための機会を更に多く提供できるよう努めたい。

 会見後、7年生の生徒は張総領事に野母崎中学校の歴史や野母崎地区の名所、特産品、伝統的なお祭りなどについて詳しく紹介した。張総領事は生徒からの紹介を真剣に聞く中で、時折生徒に質問を投げかけながら互いに意見を交わし、生徒代表からの質問にも答えるなどして交流を深めた。最後に張総領事は生徒に向けて、今後も多様な交流活動を通じて長崎と中国における友好の歴史に関する理解を深め、中日友好の使者になってほしいと言葉を送った。

 座談交流会の終了時には、張総領事が生徒1人1人に長崎と中国の友好交流に関する書籍を贈呈した。

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