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張大興総領事、長崎上海クラブで講演
2022-05-19 16:48

 5月17日、張大興総領事は長崎上海クラブ通常総会後「よき伝統を引き継ぎ、中日関係のすばらしい未来を切り開く」というテーマで講演した。これには宮脇雅俊長崎商工会議所会頭兼長崎上海クラブ会長他、会員約30名が出席した。

 張大興総領事は講演で、次のように述べた。長崎は自然豊かで多様な文化と開かれた社会を持つ中国との友好の歴史が深い対中友好の地である。中日国交正常化からの50年間、福建省、上海市、湖北省と友好関係を結び、対中地方交流を常に活発化し、コロナ禍でも助け合いの精神が双方の友情を更に強固なものにした。

 さらに中日国交正常化50年を振り返り、双方の交流協力の歴史をまとめた。その中で、現在中日関係は依然として複雑であり、双方は互いに尊重し、ウィンウィンの互恵関係、世代友好という姿勢を堅持し、両国関係を維持、強固、発展させ、新たな時代にふさわしい中日関係の政治的共通認識を実行に移す必要があると指摘した。

 そして、長崎県は一貫して対中友好を重視しており、対中友好協力の分野で日本の自治体を牽引していると強調し、中日国交正常化50周年の重要な節目に、経済界をはじめとする各界友人らが友好の伝統を継承し、引き続き先頭に立ち、新たな時代の中日関係改善発展に貢献してほしいと述べた。

 長崎上海クラブは1990年5月に発足し、両地の経済貿易、人文など各分野の交流協力の促進に注力している。

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