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張大興総領事、長崎県立大学を訪問
2022-04-26 08:43

 4月20日、張大興総領事は長崎県立大学を訪問した。稲永忍理事長、木村務学長と会見し、岩重聡美副学長兼国際交流センター主任、百岳敏晴専務理事兼事務局長も同席した。

 張総領事は、長崎県立大学が長年にわたり総領事館の業務を支持し、中国留学生へ支援を行ってきたことに感謝の意を表した。そして、長崎県立大学が展開する対中交流協力、中国語教育の状況についての紹介に耳を傾けた。張総領事は、これまで長崎県立大学は積極的に締結する中国の大学と交流協力を展開し、中日友好事業において多くの優秀な人材を育成し、長崎県と中国の人文教育分野での交流に大きな役割を果たしてきたと述べた。さらに張総領事は、中日国交正常化50周年である今年、中日関係は新たな出発点を迎えると強調した。総領事館は引き続き長崎県立大学と密接な協力関係を保ち、両国の青年が相互理解を増進させ、友情を深めるより多くの機会やプラットフォームを提供し、長崎県と中国の友好関係を新たにより一層広く展開していきたいとの意向を示した。

 稲永理事長、木村学長は、張総領事の訪問を歓迎した。長崎県立大学は対中交流を重視しており、総領事館との協力関係を更に強め、両国の青年が交流活動を通して、視野を広げるよう架け橋を作り、対中交流協力を促進し、新たな成果を収めたいと述べた。岩重副学長は、今年2月に長崎県立大学主催の留学生スピーチコンテストへの支持に感謝の意を表し、日本人学生も積極的に中国語スピーチコンテストに出場し、優秀な成績をおさめたことを紹介した。また、各国の学生が更に深く交流できる機会の提供に注力し、コロナ禍でも留学生が支障なく入学できるよう用意周到に手配し、総領事館と共に中国人留学生及び国際交流の関係業務をより良いものにできるよう努めたいと述べた。

 長崎県立大学を訪問した際、張総領事はオンライン方式と対面方式を通じて中国人教員及び中国人留学生代表と言葉を交わした。最近の新型コロナウイルスの状況について説明し、教員や学生それぞれの生活状況を理解した上で総領事館の業務に関して意見交換をした。張総領事は、新型コロナウイルスの感染防止対策を怠らず徹底することで、健康な身体で勉学に励むことができるとし、防災・詐欺防止の知識を身につけ、困難に遭遇した時はいつでも総領事館に助けを求めてほしいと念を押した。最後に、張総領事は中日友好の基盤は民間にあり、未来を担うのは青年であるため、各学生が留学という貴重な機会を大切にし、両国青年交流活動へ積極的に参加することで、中日関係発展に関心を持ち、中日友好の使者となってほしいと強調した。

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