トップページ > 外交部報道官談話
日本は海洋問題をあおるな
2016-04-21 16:09

 中国外交部の陸慷・報道官は18日の定例記者会見で日本政府が先ごろ2016年度「外交青書」を発表し,中国が島礁建設を進め,軍事目的に使用していると批判し,また中国船が釣魚島付近海域に何度も進入していると非難していることについてコメントを求められ,次のように答えた。

▽中国は釣魚島とその付属の島嶼,南沙群島とその付近の海域に対し,争う余地のない主権を有している。中国は国の領土主権と海洋権益を断固守ると同時に直接の関係当事国と友好的協議を通じ,紛争を適切に解決するため尽力している。

▽われわれはまた青書が安定した中日関係はアジア太平洋地域の平和と安定に役立つものであるとしていることに留意している。日本が中日関係の安定,地域の平和維持を真に希望するなら,言行一致であるべきで,海洋問題をあおるのをやめ,無責任な発言をやめ,中日関係と地域情勢に新たな阻害がもたらされるのを防がなければならない。

 
Suggest To A Friend:   
Print