日本の内閣官房長官と外務省が先ごろ,中国が東海中間線付近の４カ所でガス田開発を続けているとして抗議し,国境未画定海域での資源開発は遺憾とし,２００８年の共同開発に関する取り決めに基づいて協議することを要求した。

    洪報道官は次のように述べた。▽中国の東海でのガス開発活動はみな係争のない中国管轄海域で行われており,日本があれこれ言う権利はない。日本が躍起になって騒ぐことは東海問題に関する中日の対話と協力に明らかにマイナスであり,対話を通じて東海情勢をコントロールし,両国関係の改善を推進するうえでいかなる建設的意味もない。日本が双方の昨年の４項目の原則的共通認識の精神に従い,こうしたやり方を考え直すことを希望する。▽原則的共通認識の実行を重視する中国の立場は変わっておらず,カギは日本が原則的共通認識を実行に移すための良好な条件と雰囲気をつくることにある.。